- 地面をたたくとか押すとか聞くけど何が違うの?
- 短距離を走る上で必要な感覚って何?
- 接地の時はどんなことを意識すればいいの?
このような疑問を持っている方も多いと思います!
そこで今回は、地面の接地時に意識すべき「たたく」と「押す」の意識の違いを説明します!
僕自身も、指導者に「たたいている!」とか「地面を押せ!」などと言われて
混乱していました!
接地の意識について知りたいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください!
地面を「たたく」と「押す」の違いとは?
皆さんは、地面に接地するときどんな意識をしていますか?
接地を意識するときによく使われる言葉として、「たたく」や「押す」などがあると思います。
実際には、どちらがいいと言うことはありません!
ですが、漠然と意識の違いがあるとは思います。
実際にどんな意識の違いがあるのか、以下の点でそれぞれ解説します。
- 地面を「たたく」とは?
- 地面を「押す」とは?
順番に説明していきます!
地面を「たたく」とは?
皆さんは、手でものをたたく時はどんなイメージでしょうか?
「たたく」は意識的に動作を行って、力を加える動作だと私は考えます。
つまり地面を「たたく」とは、足を意識的に振り下ろすことによって地面に力を加える意識
という風に私は解釈しています。
地面をたたく意識が強い人は、足を意図的に振り下ろす動作をすることで、ピッチや反発を産むと考えているということですね。
地面を「押す」とは?
地面を「押す」場合には、「たたく」場合とは意識するポイントが違います。
地面を「押す」場合には、接地した後に荷重することで、推進力を得ようとする意識だと私は考えています。
「たたく」意識とは違い、足を意識的に振り下ろす動作はせず、自然に足が折りた位置に設置する間隔が強いです。
私は地面を「押す」意識をして走っています!
実際の走りでの意識の違いは?
代替の意識の違いはわかっていただけたでしょうか?
次は、走りにつなげる際の意識の違いに絞っていきます。
具体的には以下の2点です。
- 接地位置の違い
- 走るときのポイントの違い
それぞれ見ていきましょう!
接地位置の違い
まず1つ目は接地位置の違いです。
大前提として、接地位置はなるべく体の近くが良いという事を覚えておきましょう!
「たたく」意識の場合には、足を意識的に振り下ろすため、体よりも前の位置で接地することが多くなります。
その結果、ブレーキが強く働き、減速の原因となることが多いです。
一方「押す」意識の場合では、自然な位置で接地するために、荷重のしやすい体の近くに接地しやすくなります。
個人差はありますが、「押す」意識の方が、よりロスの少ない接地がしやすくなると思います!
走るときのポイントの違い
2つ目は走るときにどういう意識をするか、そのポイントの違いです。
「たたく」意識の場合には、足を振り下ろす動作にアクセントを置きます。
一方「押す」意識の場合には、地面に接地してからノ動作にアクセントがあります。
これらの意識は、走る局面ごとに使い分けると良いです。
加速する区間は、荷重が重要なので「押す」意識、中間疾走は「たたく」意識などと分けて使うと良いです。
特に、トップスピードでは、「押す」意識を強く持ちすぎると足が流れる原因となるので、意識しやすい動作に変えていきましょう!
まとめ
今回は地面を「たたく」と「押す」の意識の違いについて解説しました!
正しい方法というのはありませんが、一般的に正しい接地位置というのはありますので、いろいろ試して自分に合った意識を見つけましょう!
最も大事なのは、どう意識するかではなくどうしたら速くなるかです!
- 「たたく」と「押す」では接地の意識にずれがある。
- より地面に荷重できるのは「押す」意識である(※個人差あり)
- その時々の局面に合わせて意識を変えることも大切!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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